Broad WiMAXの速度が遅いって噂は全くのウソである理由。「ああ…勘違い」

Broad WiMAXは数あるWiMAXプロバイダの中でも、月額料金が安いことで知られています。

せっかくWiMAXを利用するなら月額料金は安い方が良いですよね。
でも、安いのに理由があると困りますよね?

「安かろう、悪かろう」という故事があるように、安いものには、安いだけの理由があり、月額料が高いものはそれだけ高いサービスが受けられるのではないか?と思う方が多いようです。

実はBroad WiMAXには「速度が遅い」なんて噂があるのです。
月額料金が安くても、速度が遅ければWiMAXとして致命的です。
これは本当なのでしょうか?

結論を先に述べると、Broad WiMAXの速度が遅いって噂は全くのウソであることがあきらかです。
今回はこの噂について、詳しい理由をご説明します。

実はどのプロバイダを選んでもWiMAXの通信速度やエリアは同じです

WiMAXは実はすべてのプロバイダが共通の回線(UQモバイルの回線)を利用したサービスです。
つまりどのプロバイダで契約しても、利用するのはUQモバイルの回線ということになります。

すべてのプロバイダはUQモバイルの回線を借りています。
このため使用する端末も契約プランも内容は全く同じです。

プロバイダによってプランの名称は異なりますが、WiMAX申し込み窓口が違うだけですべてのプロバイダが同じ商品を売っている状態ということです。

例えばあなたが缶ジュースを買うとして、A店では150円。
B店では100円で購入できるとします。
どちらを選びますか?

内容量も、発売しているメーカーも、味も全く同じで値段以外に差はないとしたら、わざわざA店で購入したいでしょうか?
しかもWiMAXの場合は1度購入したら終わりじゃなく毎月、何年も払い続けるものです。

もしも、Broad WiMAXの通信速度が遅い(速い)ということがあった場合、Broad WiMAXだけではなく、他のプロバイダで契約していても同じように遅い(速い)のです。

Broad WiMAXの速度でネットやYoutubeを快適に見れるの?

とはいえ、やっぱりBroad WiMAXは遅いって話も聞いたし、快適にネットに使えないなんてことは万が一にもないの?
と思う方もいるかもしれません。

特に速度が気になるのはYoutubeなどの動画を見る時ではないでしょうか?
Webサイトにアクセスするのが遅いというのもストレスですが、動画を見たい時にブツブツと途切れてしまうのは特に強くストレスを感じると思います。

結論を書くと、Broad WiMAXに限らずすべてのWiMAXは動画を快適に見ることができます。
そもそもWebサイトやYoutube(標準画質)をスマホで見るのに必要な通信速度は1Mbps程度です。

Broad WiMAXでは都市部の速度実測値を公開しています

例えば東京都内だと70~120Mpbs出ており、平均100Mbpsが実測値となります。

京都や大阪、神戸でも50~100Mbps
名古屋でも50~90Mbps

福岡、埼玉、千葉、神奈川、札幌、仙台、広島などなど…
都心部では大体どこでも50Mbpsは出ることがあきらかになっています。

大都市周辺は電波が強いので良い結果が出ているのです。

郊外に行くと10Mbps前後まで速度が落ちることもありますが、前述した通り、動画を快適に見るために必要な速度は1Mbpsですから10Mbpsも速度が出ているなら体感的には十分快適なのです。

地方在住の方など、接続状況に不安を感じる場合には、UQ WiMAXの「ピンポイントエリア判定」で居住地の接続状況を確認してみて下さい。
エリア判定で「○」となっていれば、快適に接続できると思って間違いありません。

Broad WiMAXで速度制限がかかるのはこんな時

Broad WiMAXで速度が遅くなるのは、速度制限がかかったときです。

ただし、これはBroad WiMAXだけに限りません。
すべてのプロバイダがUQモバイルの回線を利用していますからすべてのプロバイダで同じように速度制限がかかります。

では、どんなときに速度制限がかかってしまうのか?
これは契約プランによって条件が変わります。

WiMAXの契約プランはこの2つのみ

WiMAXの契約プランは「ギガ放題プラン」と「ライトプラン」の2種類です。
名称は契約するプロバイダによって異なることがありますがプランの内容は同じです。

ギガ放題プラン

ギガ放題プランは『実質』使い放題プランと呼ばれるものです。
月間のデータ容量が制限なしで使えるため、スマホやパソコン、ゲーム機などでインターネットを楽しみたい方にぴったりのプランです。

ライトプラン

ライトプランは1ヶ月のデータ容量が7GBまでのプランです。
メールチェックとニュースサイトを毎日少しチェックするだけであれば7GBで十分です。
しかしYoutubeで動画を見るといった使い方をしてしまうと、あっという間にトータル7GBに達してしまい速度制限がかかることになります。

ギガ放題プランでも通信速度制限がかかることがあります

ギガ放題プランは「月間のデータ容量」に制限はありませんが、3日間で10GB以上使ってしまうと、翌日の混雑時(18時~翌2時頃)の8時間の間、速度が概ね1Mbpsに制限されます。

1Mbpsがどの程度の速度かというと、Youtubeno標準動画がスマホで見られる程度の速度です。
通常のネット閲覧には問題ありませんが、大容量のデータ通信はできなくなります。

ただし、普通にネットを利用している場合、3日間で10GBもデータをやりとりすることは考えられません。

では、どのくらい使うと10GBに達してしまうのか?

  • Webページ閲覧 約33,333ページ
  • Youtube(標準画質) 約47時間
  • GoogleMap 約1000回

となっています。

つまり、よほど大きなデータファイルをDLした場合や、何十時間もぶっ通しで動画を見た場合など、かなり特殊な使い方をしなければ制限はかからないのです。

ネットサーフィンやSNSの利用、YoutubeやNetflixで動画を視聴するといった一般的な使い方の場合、制限がかかることはないのでギガ放題プランで契約した場合、通信制限を心配する必要はありません。

ちなみに、スマホ各社の場合、速度制限がかけられると0.128Mbpsまで制限されます。
0.128Mbpsはほぼ何も出来ない状態になりますから、それを考えるとWiMAXの1Mbpsは十分速いと考えることもできるでしょう。

注意!ライトプランは通信速度制限がかかりやすい

ライトプランは1ヶ月のデータ容量が7GBまでなので、7GBを超えてしまうとその瞬間から月末まで、速度が0.128Mbpsに制限されてしまいます。
速度制限を受けてしまうと解除方法はありません。

Lineやテキストメールであればやりとりできますが、それ以外はほとんど何もできません。
ライトプランを契約される方は、日々のデータ容量に注意が必要です。

Broad WiMAXは地下では速度が出にくいって本当?

Broad WiMAXに限らず、全てのWiMAXは電波でインターネットに接続しています。

電波というのは「波」です、その波が1秒間に振動する数が周波数と言われます。
WiMAXの場合、2.5GHz以上の高周波数の電波を使って通信を行っています。

高周波の電波は曲がりにくいという特徴を持っており、障害物を回り込むことが苦手です。
このため、大きな建物の影になるような場所、地下と言った場所では電波が弱くなり、十分な速度がでなくなってしまう傾向があります。

ただし、これはもうすでに「過去の話」となっています。

WiMAX2+は地下でも快適な速度で利用できます

現在、WiMAXは地下鉄駅構内だけではなく、走行中の地下鉄車内でも途切れることなくネットに接続できます。
北海道から福岡まで、すべての地下鉄でWiMAXが利用できるようになっています。

これはWiMAXのアンテナが各駅のホームに設置されており、アンテナの向きがホーム側ではなく、線路に向けられているからです。
駅と駅から線路を挟むように電波を送っているので、走行中の車内でもYoutubeの動画を途切れることなく見ることができます。

全国の地下街にもアンテナが設置されているので地下街に出かける時でも問題なくインターネットを楽しめます。

ただし、電波の性質上、すべての地下で快適に接続できるわけではありません。
自宅の地下室などでは速度が落ちてしまうこともあります。

これはBroad WiMAXに限らずのことなので、注意しましょう。

Broad WiMAXで速度が安定する人気の端末は?

2018年12月現在、Broad WiMAXで人気の端末はWX05となっています。
人気の理由は電波が弱い場所で通信速度を確保できるということが挙げられます。

WX05は2018年11月に発売されたばかりのNECの最新機種です。
旧型機であるWX04も人気の機種ではありましたが、便利な機能がいくつも追加されパワーアップした機種となっています。

Broad WiMAXの場合、端末はすべて無料での提供となります。
最新機種だからと言って追加料金を取られる心配はありません。

これからBroad WiMAXを契約するなら、最新機種であるWX05を選ぶと良いでしょう。

特に好評なのが「WiMAXハイパワー」です。
この機能は電波が届きにくい場所で送信パワーを上げる機能でこの機能により通信速度を20%改善することができるのです。

都心部に住んでいる方の場合、どこでも快適にネットに接続することができるため実際にはあまり使わない機能かもしれません。
しかし地下や高層ビルの高層階、大きな建物の影になるような場所、郊外など電波が通じにくい場所でネットを利用する際にはとても便利な機能です。

まとめ Broad WiMAXの速度は遅くない

ここまで読んでいただければ、Broad WiMAXの速度は決して遅くないことがわかったと思います。

WiMAXの場合、どのプロバイダを選んでも利用する回線はUQモバイル所有の回線になりますから通信速度、通信可能エリアはすべて同じです。
Broad WiMAXは月額料が安いから、その分機能が落ちるという心配はありません。

Broad WiMAXの月額料が安いのは契約者数が多いからです

WiMAXは他社の回線を借りる代理店契約のようなものです。
契約者数が多くなればその分、収益が得られるため、利用者に還元できるのです。
このため大手になればなるほど、サービスが手厚く、月額料金も安くなります。

Broad WiMAXの場合「安かろう、悪かろう」では決してないのです。
むしろ安いから利用者が増え、サービスが手厚くなり、更に利用者が増えるという状況です。

これからWiMAXの契約を考えている方で、どのプロバイダにするか迷った場合にはBroad WiMAXは良い選択ですよ。